後継者がいない原因について

こんにちは、hitujiです!皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか?

今日は、多くの中小企業の問題となっている、後継者がいない原因について皆様と一緒に考えてみたいとおもいます。皆様は、どうして多くの中小企業では後継者がいないとお考えでしょうか?その原因は色々あるかとおもいますが、特に親族経営の場合は、後を継がないのではなく、後を継げないという言葉のほうが、しっくりくると感じています。これはどういうことかというと、親の代の社長の考え方や方針に偏りがあるため、子供たちが円滑に継ぐことを阻害してしまっているケースがよく見受けられます。現在の社長の考え方に柔軟性がある場合は、後継ぎの能力が十分ではなくても社長になることはできます。しかしながら、現在の社長の考え方に柔軟性がなければ、例え能力の高い後継ぎがいたとしても、後を継ぐことはとても難しくなってきます。では、どういうことが阻害の原因になっているのでしょうか?

  • 1つ目は、社長がいつまでたっても権力を手放そうとしないために、後継者が後を継ぐタイミングを逃してしまい出て行ってしまう、もしくは入ってこれないことです。
  • 2つ目は、社長が後継者に対して、これからの時代には合わないような、今までと同じやり方をするように強く求めてしまうことで、世代が違う後継者は、そのやり方に反発して離れていってしまうことです。
  • 3つ目は、能力のある後継者に相応しい者に対して嫉妬をしてしまい、冷遇して追い払うような行動をとってしまうことです。
  • 4つ目は、元々親子の関係が上手くいってないので、折り合いがつかなく後を継いでもらえないことです。

後継者が後を継いでいる会社を拝見していると、多くは上記の4つの条件には当てはまらないように見受けられます。もし親族経営をされていて、後継者の候補もいらっしゃる場合は、上記のようにならないようにすれば、きっと後継者が無事社長になる可能性が高くなるとおもいます。