こんにちは、hitujiです！皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか？
私はよく、社員が良くならないから困っていて、変えて欲しいという相談を受けることがあります。皆様はそれについてどうおもわれますでしょうか？これは、多くの会社で抱えている問題であるかとおもいます。この良くならないには、色々な意味があるとおもいますが、言うことを聞かなかったり、受け身であったり、当事者意識が低かったり、やる気がない等があるかとおもいます。これらの問題に対して経営陣としては、社員を変えることが一番最良の解決策であると考えるのではないかとおもいます。でも恐らく、どうやっても社員を変えることができなかったり、変え方がわかわない状況であるのが本音ではないでしょうか。ここでよく考えてみてください。皆様は、社員に何を求めているのでしょうか？多くの経営陣の方は、今よりも経営が良くなるために必要な人材になって欲しいと願っているのではないでしょうか。でも、おもい通りにならないから、困ってしまっているのだとおもいます。もう一度よく考えてみてください。皆様は自分自身の性格を変えることができますでしょうか？性格はその人の個性になるので、恐らく変えることはできません。もうお気づきの方もいらっしゃるとおもいますが、皆様が変えようとしているのは、社員一人一人の性格なのです。性格なら変えることはできないということは、ご理解できるかとおもいます。今まで経営陣の方は、その性格を一生懸命変えようとしていたのです。本当に大変であったことだとおもいます。では、どうすれば解決することができるのでしょうか？それは、社員自身を変えるのではなく、ご自身が社員の先回りをして、社員の動きを変えてしまうことです。社員の動きを変えるとはどういうことでしょうか？それは、例えば何かができない社員がいたとるすと、その社員にそれをできるように求めるのではなく、それをできなくても済むようにしてしまいます。その逆で、何かができないのではなく、しない社員がいたとすると、そのことをしなければならないような仕組みに変えてしまいます。要するに、問題を解決するためには、社員の行動をこちらから変えてあげることが重要になってきます。多くの経営陣の皆様が目指していることは、今よりも経営が良くなることであるかとおもいます。そのためには、変えられない性格を変えようとするのではなく、社員の行動が円滑になるようにすることが必要になってきます。もしご自身のご家族である、妻・夫・子供・兄弟・姉妹を無理に変えようと求めたらどうなるでしょうか？当然のことですが、軋轢が生じてしまい、家族関係はいつまでたっても円滑にならないでしょう。社員もそれと同じなのです。是非、今後は人は変えられないということを念頭に置いて、問題に取り組んでみてください。きっと状況が変わってくるとおもいます。
