傾聴

皆さまこんにちは、hitujiです!
いつもご来聴いただき大変感謝しております。
どうもありがとうございます。

今回は、傾聴とコーチングをするにあたり

傾聴

について話していきたいとおもいます。
お忙しいこととお察ししますが
少しの間お時間いただければ大変嬉しいです!
では、よろしくお願いいたします。

まず、傾聴とは何か?

ということから話していきたいとおもいます。
傾聴という言葉を耳にしたことがある方は
いらっしゃるとおもいますが
どんなことかまでは想像できない方が多いのではないでしょうか?

一般的に
傾聴とは
人と人とがコミュニケーションをするための
基本であり
最も重要なこと

と言われています。

傾聴とは・・

読み方は
ケイチョウ
になります。
傾聴とは、漢字から解釈していくと
傾けて聴くと書きます。
聞くという漢字ではないです。
どうしてでしょうか?
意味としては
聞くは
耳に入ってくるというイメージです。
自主性はあまり関係ありません。
それに対して
聴くは
自らの耳に、注意深く自主的に入れるようなイメージになります。
傾聴の場合、更にそこに

という言葉が入ってきます。
これは、字のとおり、傾けるという意味になります。
では、一体どこに傾けるのでしょうか?
これは、音が聞こえてくる方向になります。

要するに
傾聴とは、注意深く自主的に、音が聞こえてくる方向に
耳を傾けることをいいます。

この話をきいて

なあんだぁ、そんなの簡単じゃないかぁ~

なんておもってしまったら
大変なことになってしまいます・・・

結論から言いますと
ただ良く聴くだけでは
残念ながら、傾聴とは言えません。

最近では、傾聴ボランティアという言葉を
耳にするようになりましたが
ご存知の方は、いらっしゃいますでしょうか?

数回講座を受ければ、あなたにもできます!

というような宣伝を目にすることもありますが
本当でしょうか?

皆さまの、人生経験からもお察しするとおもいますが
世の中にそんな簡単なことは、ありません。
本当に使えるようになるには
10年は掛かります!

えっ、そんなに掛かるの!?
と驚かせてしまいましたらごめんなさい・・(笑)

では、なぜ
10年も掛かるのでしょうか?

実は、ただ聴くだけではなく


フィードバック

が必要になってきます。
なんとなく言葉として
聞いたことがある方は
いらっしゃるかとおもいます。

フィードバックとは一体何のことでしょうか?

フィードバックとは・・

まず、英語で考えてみましょう。
フィードバックを英語で書くと
feedback
となります。
これを2つに分解してみましょう。
feedとbackに分けることができます。
次に、この2つの意味を調べてみると

feed
は英語で、何か満たされるものを与える
という意味があります。

back
は英語で、元の場所へ戻す
という意味があります。

この2つの意味をまとめると

元の場所へ、何か満たされるものを与えて戻す

ということになります。

要するに
傾聴の場合

元の場所とは
話してる人のことで

何か満たされるものとは
話している人から聴いた言葉に対して
話している人が
良い方向に満たされるようになるような
言葉になります。

まとめると
フィードバックとは

聴き手が
話し手から聴いた言葉に対して
話し手が
良い方向に満たされるような
言葉を返す
ことを言います。

この
良い方向
というものは
1000人いれば、1000人違い
全く同じ人は誰一人いません。

誰一人同じ人がいない・・

ということは
マニュアル通りに進めることができません。
話し手から
いつどんな言葉が発せられるかわからないので
聴き手は
いつも真剣に聴くことが大切になってきます。

更に
単純に
話し手の発した言葉に反応するのではなく
話し手の
表情やしぐさやエネルギーの度合い等から
状況を読み解いていく技術も習得する
必要があります。

いかがでしょうか?
ここまでの話をおききになり
人の話を聴く
ということの難しさが少しでも
伝わったようでしたら
大変嬉しくおもいます。

しかしながら
聴くということは
コミュニケーションの基本です。
これを習得すれば
仕事やプライベートでも
人間関係が円滑になり
必ず一生役に立ちます!

私、hitujiは
傾聴を使ったコーチングで
中小企業の経営者の方々の
経営問題を解決するための
支援を行っております。

もし
経営のことで困っている経営者の方が
いらっしゃいましたら
遠慮なさらずに
下記まで、ご連絡ください!

Contact

次回は、コーチングについて
お話させていただく予定です。

ここまでお付き合いいただき
どうもありがとうございました。

by hituji